つながる本棚【スペシャル編】 第3回・増田セバスチャンさんのおすすめ本をご紹介!

「あの人の好きな本ってどんな本だろう…?」

そんな皆様のひそかな疑問・好奇心を満たす「つながる本棚」
つながる本棚【スペシャル編】では、毎月一人スペシャルな方をお迎えし、おすすめの3冊をご紹介いただいております。

第3回目のゲストは、ショップ 『6%DOKIDOKI』プロデューサーであり、
アートディレクターとしてきゃりーぱみゅぱみゅさんのPVの美術装飾などを担当している 
増田セバスチャン
さんです!

1冊目  書を捨てよ町へ出よう

著者:寺山修司
増田セバスチャンさんのレビュー
初めて読んだのは18歳の時です。 当時僕は東京から大阪に行って一人で暮らしていて、専門学校に入ったふりをしていたけど実際はひきこもっていました。この本は、図書館に行って暇つぶししているときに出会った作品。
たまたま手に取った本で、表紙に唇の中に目が描いてあって不思議なヴィジュアルだったのを覚えています。
小説なのか、エッセイなのか、全然わからなかったけど、読んでいるうちにアジテーションされたんです。「ひきこもってちゃいけない」「とにかく本を置いてポジティブに街に出ないと未来を切り開けない」と思い、東京に帰る決心がつきました。
寺山修司は演劇に限らず、固定概念にとらわれない実験的なことをたくさんやった人。 一つのことを一つの目線で考えるのではなく、違う角度でみていかないといけないということを教わりました。
時代性もありましたが、寺山修司の影響は今でも受けています。
彼は、屁理屈で人を巻き込むような人だったようですが、そういえば僕も小学生の時、問題の答えをわかっているのにわざわざ間違った答えを出してはその答えになる理由をそれらしく言って、みんなを巻き込んでいましたね。


2冊目  モモ

著者:ミヒャエル・エンデ
増田セバスチャンさんのレビュー
ストーリーに精神性を込めることはなかなか難しいのですが、この作品は作者自身、哲学者のような部分があり、現実に潜むファンタジーを追求しています。
僕も自身の作品で言及することが多いですが、事実として、現実の中にファンタジーやメルヘンは転がっています。
たとえば1月11日のゾロ目の日に1時11分の時、何かが起こったらどうしようとか思ったりします。そして実際に、1時11分に転んだ人がいると、やっぱり何か起こった!とそこからファンタジーが広がったりします。
モモを読むと、普段何気なく過ごしている時間にもファンタジーが入ってるという事を実感できると思います。
舞台では、ファンタジーの中に現実を込めたほうがいい。
文章だと、逆に現実の中にファンタジーを込めるほうが僕は好きです。



3冊目  モジャ公

著者:藤子・F・不二雄
増田セバスチャンさんのレビュー
  人間の暗い部分をSFで描いた作品。アニメ版はまだ明るいけど、原作は結構ダークです。たとえば、「誰も死なない惑星」に行って、地球人(主人公たち)が自殺するっていうウソイベントを開いて、死を見たことの無い見物人からお金儲けしようとしたり…かわいい絵柄ながら人間の暗部に触れています。 小学校2年生からドラえもんが大好きで、藤子・F・不二雄の作品をたくさん読みつづけ、この『モジャ公』にも出会いました。
『モジャ公』を読んで、マンガは人を楽しませたり笑わせるもの、という先入観を覆され、びっくりしました。さらにこの作品が小学校3年生向けだったということも衝撃です。
人間の暗部や恥部に触れる作品は、ビジュアルも含めて強烈に入ってくるのですごく好きですね。


「天才だった、小学生のときに戻ろうとしている」と言う増田セバスチャンさん。
おすすめ3冊のレビューを聞き、ぜひ読んでみようと思いました
そして、増田セバスチャンさんの作品の世界観のルーツを、少しだけ知れた気がします
みなさまもぜひ、ご一読ください

そんな、増田セバスチャンさんが初めて手がけた小説『原子素粒子ドロリ惑星が、
スマートフォン向け電子書籍アプリ「ブックシェア」から配信がスタートいたしました☆
全世界の女の子へ、そしてその周りのオトナたちへ贈る"現実ファンタジー小説"です。

『原子素粒子ドロリ惑星』
著者: 増田セバスチャン
19歳の女の子「みづき」と23歳の読者モデル「メイ」。
2人の女の子が、大人へと変化していく葛藤の中で
ポンと入り込んでしまった迷宮。
解決の糸口を探して自殺へと向かった3日間―。
現実にいる様々な女の子との交流から見えてきた
今時の女の子の心の葛藤と成長を、独特のセンスで描きます。

※スマートフォンアプリ「ブックシェア」をダウンロードしていただき、アプリ内の「原子素粒子ドロリ惑星」をご購入ください。
▼「ブックシェア」iPhone版
http://itunes.apple.com/jp/app/bukkushea/id499135657
▼「ブックシェア」Android版
http://play.google.com/store/apps/details?id=jp.sonydes.shareme.gc



そして、増田セバスチャンさんが監修した展示会が開催中です!
※こちらの展示は終了いたしました※ 

『増田セバスチャンが見つけたもうひとつの内藤ルネ展 
 Roots of “カワイイ”』

◆会場:PARCO MUSEUM パルコミュージアム(渋谷パルコ パート1 / 3F)
◆期間:2012/05/17 (木) −2012/06/04 (月) ※ 会期中無休
    10:00 – 21:00
※ 最終日は18:00閉場
※ 入場は閉場の30分前まで

◆入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料 

詳細はこちらをご覧ください。
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=474

内藤ルネさん昭和レトロな少女やキャラクターのイラストは誰もが一度は見たことがあるはず
『もうひとつの内藤ルネ』展では、現代のカワイイカルチャーの第一人者である増田セバスチャンさんが、
元祖“カワイイ”のカリスマ・内藤ルネさんの世界を、新たな視点で紹介します
乙女心がくすぐられる素敵な展示なので、ぜひ、足を運んでみてくださいねっ

弊社ブログサービスJUGEMでは、展示会のレポートを公開中
写真付きで、会場の雰囲気も伝わるレポートなので、ぜひご覧ください

▼「増田セバスチャンが見つけた もうひとつの内藤ルネ展 Roots of “カワイイ”」
 渋谷パルコで開催!
※こちらの展示は終了いたしました※


本展覧会の展示作品を網羅した増田セバスチャンさんが制作したこの展示のオフィシャルブックが
6月4日に発売されます!
会場では、先行発売がスタートしています

『もうひとつの内藤ルネ』
著者: 内藤ルネ  制作: 増田セバスチャン
本体価格:1,785円
カワイイのルーツがここにある!
今話題のアートディレクター増田セバスチャンが
“カワイイ"の根底にあるスピリッツに迫りセレクトした“今までにない内藤ルネ作品集"!

昭和30年代に、ポップカルチャーの最先端を担う日本の“カワイイ"文化のルーツを創った内藤ルネ。
従来の内藤ルネのイメージと同時に存在していたもうひとつの内藤ルネの世界を
「アヴァンギャルド」「ファッショナブル」「フェアリーテイル」「セクシュアリティ」の
4ジャンルに分け作品を掲載しました。

★内藤ルネと同時代を生きた宇野亜喜良、水森亜土と増田セバスチャンの対談も収録。

こちらも合わせて、チェックしてみてくださいねっ


増田セバスチャン

アートディレクター/作家
1970年生まれ。
演劇・現代美術の世界で活動した後、1995年に表現の一環として"Sensational Kawaii"がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿カルチャーを世界に広める為にワールドツアー「Harajuku"Kawaii"Experience」を開催。原宿、Kawaiiカルチャーの第一人者として、執筆・講演多数。

2011年きゃりーぱみゅぱみゅのアーティストデビュー時よりPVや番組の美術、ライブツアーの美術・演出を担当。
TOWA TEI「WORDY」PVの美術監督、NHK「Kawaii International」のアートディレクター、 展覧会「もうひとつの内藤ルネ展」のディレクションを担当するなど、
同カルチャーを土台としたアートディレクションを行っている。

2012年秋に上演される宮本亜門演出のミュージカル「ウィズ ーオズの魔法使いー」にアートディレクターとして参加することが決定。
http://m-sebas.com/
http://sebastianz.jugem.jp/


▼つながる本棚【スペシャル編】(アーカイブ)
 http://booklog.jp/users/tsunagaru-sp 

つながる本棚【ブロガー・IT有名人編】〜第4回・兼松佳宏「ソーシャルデザインを哲学するための3冊」〜

ひさしぶりの更新となります、「つながる本棚」の「著名ブロガー・IT業界人編」も第4回目となります。

今回は、先日「ソーシャルデザイン」が発売されたgreenz.jp編集長の兼松佳宏さんに「ソーシャルデザインを哲学するための3冊」を選んでいただきました。

兼松佳宏さんのプロフィール

1979年秋田生まれの勉強家 兼 コンテンツディレクター。greenz.jp編集長。趣味は勉強すること、対話すること、プロトタイプすること。ひっくるめて「これからの◯◯」を創造すること。
新卒のウェブデザイナーとして制作プロダクションに所属しながら、プロボノでのNPOのウェブサイト構築支援に関わる。アートディレクターとしてCSRコンサルティング企業に転職後、2006年フリーランスのクリエイティブディレクターとして独立。ウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わる。2008年、株式会社ビオピオ設立し、取締役に就任(2011年に退任)。2010年12月よりgreenz.jp編集長。NPO法人グリーンズ(申請中)理事。著書に『ソーシャルデザインー社会をつくるグッドアイデア集』(グリーンズ編)など

■greenz.jp http://greenz.jp
twitter : @whynotnotice


ソーシャルデザインを哲学するための3冊

1冊目 何も共有していない者たちの共同体

著者:アルフォンソ・リンギス
兼松さんのコメント
見知らぬ誰かが目の前にいて、たとえ何も共有していなくても、
いのちといのちとして共鳴を感じることがある。
「生きることは共鳴することである」という一節が、
僕の暮らしの深層で、いつも響いてます。


2冊目 集合知の力、衆愚の罠――人と組織にとって最もすばらしいことは何か

著者アラン ブリスキン他
兼松さんのコメント
"ひとつ"としてつながっていることを知り、"既にある答え"に歩み寄ること。
それぞれに居場所がある、尊厳にみちたコミュニティをつくるために、
グリーンズとして大切にしたいストーリーにあふれた一冊です。


3冊目 人間の土地

著者:サン=テグジュペリ、 堀口大学
兼松さんのコメント
誰の中にもある可能性が踏みつけられてしまう現状を、
彼は「虐殺されたモーツァルト」と言います。
どうすれば誰もがありのままでキラキラできるのか、
サン=テグジュペリの思いを引き継ぎ、模索してゆきます。

「ソーシャルデザインを哲学するための3冊」ということでしたが、『ソーシャルデザインー社会をつくるグッドアイデア集』も読めば、ソーシャルデザインに関してより理解が深まりそしてアクションを起こしたいと思えるかもしれませんね。

つながる本棚【ブロガー・IT有名人編】次回をお楽しみにしてください。

つながる本棚【ブロガー・IT有名人編】(アーカイブ)
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つながる本棚【漫画家編】香魚子さん「いつも頭の隅にある本」3冊をご紹介!

あの漫画家さんの好きな本ってどんな本だろう…?そんな皆さんの好奇心を満たす『つながる本棚【漫画家編】』。第4回目のゲストは、集英社の別冊マーガレット等でご活躍中の香魚子(あゆこ)さんです!



5月1日に発売される別冊マーガレットの新増刊『bianca(ビアンカ)』では、読み切り作品『もう卵は殺さない』も掲載される香魚子さん。そんな人気急上昇中の香魚子さんに、「頭の隅にいつもある3冊」というテーマでおすすめの本のレビューをいただきました!

1冊目  百年の恋も覚めてしまう

著者:くらもちふさこ
香魚子さんのレビュー
表題作は60Pの読み切り短編で、同じクラスの魚屋の息子に恋をしているおませな小学生の女の子が、 ある日ささいなことがきっかけで醒めてしまい…というところから始まる、女性の等身大の成長物語です。 くらもち先生の漫画はどれも大好きなんですが、この作品を読んだ時は特に、鋭い刀ですっぱり斬られたような衝撃がありました。 コマの枠線の一辺ですらすばらしい演出ができるということを目の当たりにして、感動したんです。 私の中で基軸のような作品です!


2冊目  愛をひっかけるための釘

著者:中島らも
香魚子さんのレビュー
ロマンチックで素敵なエッセイ集です。この中の、「突かれていないビリヤード台」「サヨナラにサヨナラ」の二本がずっと頭に残っています。 宇宙や地球上と自分とを比べて、ちっぽけだ…と誰もが一度は頭に浮かべることを、より面白く、より深く展開して書いてある2本なんです。 世界は既に書かれてある1冊の本なのだとしたら。 私たちはそのページの一部で、めくられていくのを待つだけの存在なのだとしたら。 それは絶望でもあるし、救いでもあるなぁと思います。


3冊目  TSUGUMI

著者:よしもとばなな
香魚子さんのレビュー
  ほとんど読書をしなかった中学時代の図書室で、きれいな装丁に惹かれてなんとなく手にとった本でした。 病弱だけど乱暴な美少女つぐみに私はあっという間に魅了されてしまい、 自分でつぐみをイラストにしてみたり、つぐみという名前を気に入ってあちこちで使ってみたりと大フィーバーでした。 大人になって改めて買って未読状態で手元にあるのですが時間が経って神聖化されてしまっていて、読むのが少し怖いです。 本というより、思い出そのものって感じです。


希望と絶望の両方が等身大で描かれているところに、香魚子さんの作品との共通点があるのかもしれません。香魚子さんの作品と合わせて是非読んでみてくださいね!

香魚子(あゆこ)

漫画家。2008年に「Us, you and me」でデビュー。『別冊マーガレット(集英社)』などで活躍中。
香魚子さん公式HP:http://iki-2.sakura.ne.jp/

<代表作>
『さよなら私たち』(集英社)
『隣の彼方』(集英社)
『シトラス(1)』(集英社)
『伯爵と妖精(1)』(集英社)

別冊マーガレット公式HP:http://betsuma.shueisha.co.jp/
別冊マーガレット公式twitter:@betsuma_info

「つながる本棚」【漫画家編】は、次回は2012年4月更新の予定です。お楽しみに!

つながる本棚【漫画家編】(アーカイブ)
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つながる本棚【スペシャル編】〜第2回YeYeさん『見るけど読む本、読むけど見る本』〜

ゲストの方に、おすすめ本を3冊紹介していただくブクログ企画「つながる本棚」
今回は、「スペシャル編」第二回目です。

第二回目のゲストは、先日、全国のCDショップ店員が年に一度選ぶCDショップ大賞2012において、
新人賞である「ニューブラッド賞」を受賞したシンガーソングライターYeYe(ィエィエ)さん

朝を開けだして、夜をとじるまで

アーティスト:YeYe
本体価格:¥ 1,890
YeYeさん、待望のデビューアルバムです。作詞・作曲から、楽器の演奏までご自身でこなしています。どの歌も繊細な歌声とメロディーに癒されます...!
公式HPではオフィシャルのミュージックビデオもご覧いただけますので、ぜひ、聴いてみてください。


弊社の運営する音楽サービスFANICでは、歌だけでなく、YeYeさんのラジオ番組も聴くことができます。
>>>YeYeさんのFANICはこちら


さて、今回は見るけど読む本、読むけど見る本をテーマに選んでいただいた3冊を紹介します!
どの本も、パラパラとめくっているだけで楽しくなりそうです...!

1冊目  「いい顔してる人」<PHP研究所>

著者:荒木経惟
YeYeさんのレビュー
今回はテーマを【見るけど読む本、読むけど見る本】と掲げて、見ても楽しい、読んでも楽しい、文章と写真(もしくは図)が半分ずつくらい混在していて、一ページ目からでなくても、どこからでも読める本をセレクトしてみました。

まずは、写真家であるアラーキーこと荒木経惟さんの一冊です。写真ももちろん好きなのですが、それと同じくらい、アラーキーさんそのものがにじみ出てる文章が大好きです。この本は”話し言葉”で綴られていて、「あのね、」とか「〜なわけよ。」とか、読み出すとすぐそこでアラーキーさんが喋ってるんじゃないかってような感覚になるくらい、なんだろう、話し言葉で綴られている本は他にもたくさんあるし、なんかうまく言えないのですが、本を読んでいるのにラジオを聴いているような、読んでいるはずなのにまさに「見ている」感覚になる魅力が文章から特別放たれているように感じます。

この本はアラーキーさんの生誕70年記念として出版されたもので、今まで写真家として50年余り写真を撮り続けて来たアラーキーさんが最終的に行き着いた「顔」について書かれた文章です。これを読むと、どんなことを考えて「顔」を撮って来たのか、それを知ってからここに収録されているアラーキーさんの圧巻な写真たちを目にすると、見方がぐぐっと変わります。内容については、ここにはあまり多くを書かないで、とにかく読んでみる(見てみる)ことをオススメします。アラーキーさんに会える一冊!



2冊目「間取りの手帖 remix」〈ちくま文庫〉

著者:佐藤和歌子
YeYeさんのレビュー
タイトルとおりそのまま、ほんとに”間取り”の本です。本をぺらぺらとめくってみると一目瞭然なのですが、中身のほとんどがいわゆるチラシなどに載っている間取り図で、中には「え、この家どうなってるん…!」みたいなのがあったり、読み応えというか、見応え満載の、まさに”見る本”です。

わたしが幼少期育った家は、生まれた頃にはもう老朽化が進んでいてとても古く、今でこそ愛着はあるのですが、幼い頃はいつも他の家に憧れを抱いていました。友人宅に遊びに行ったときには、お風呂やトイレまで見せてもらって隅々まで観察したり、お宅探訪のテレビを見たり、それから新聞に挟まっている不動産屋のチラシの間取り図を見てはここに家具を置いて、ここで寝るなど、妄想したり…。 実家を離れてからはそんな妄想をする機会も減っていたのですが、そんな折りに見つけたこの本、久々にあの頃の気持ちがよみがえって来て、気付けばそのまましばらく立ち読み、妄想、そしてレジへと持って行っていたのでした。(手汗でぐっしょり)この本、間取りのひとつひとつに大喜利チックなコメントも書かれており、それもまたクスクスして面白いのです。一人暮らしから家族暮らしの家まで、さまざまな間取りを見て、あなたも引っ越し妄想生活はじめてみませんか。この本たったの一冊で引っ越しし放題、さらには妄想で新婚生活も大家族も夢じゃない!あれ、ひいてませんか、大丈夫ですか。いや、責任は問わないでください。げへへ。。。ちなみにこの本の著者である佐藤和歌子さんの肩書きは「マッド・マドリスト」らしいです。(見開きページプロフィール参照)超かっこいいです。



3冊目  「味写入門」<アスペクト>

著者:天久聖一
こちらは糸井重里さん率いる「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載が本になったもので、オビにも書いてあるとおり”プロには無理”な味のある写真がたくさん掲載されてある一冊です。ピントが合ってなかったり、露出も明らかに暗すぎたり明るすぎたり、一見「うまくはない」ものも、よくよく見てみれば絶妙でとんでもなくすばらしい写真が世の中にはたくさんあることをこの本が証明しているような気がします。

写真でも絵でも歌でも、何でもそうですが、自分が失敗だと思っていても人によってはそれが最高にいい!という人もいるかもしれないし、視点や考え方を変えるだけで見え方が全然ちがってくるものがたくさんあって…ってなんかあれ、まさかこんな深い話になっていくとは、いやはや、もう深いことには最高級に深いわけですが、深いが一周してもう声を出して笑えずにはいられない味写がてんこ盛りです。

生まれたばかりの赤ん坊を高い高ぁ〜いしようとしたら赤ちゃんがぶれまくって超高速で動いてるみたいに見える写真だったり、日本の奥ゆかしき庭園の前で写真を撮ろうとしたら被写体のおじいちゃんのつややかな頭しか写っていなかったりなど、もうすでに写真そのものが面白いものから、一見ただの写真が著者である天久さんのセンス抜群観察コメントによって大いに価値を見い出し爆笑写真に生まれ変わっているものまで、全て読み終わったころにはなんかほっこりする一冊です。つらいときに読めば、「なんだ、クヨクヨしなくていいじゃないかよう!」と少し元気になるかもしれません。わたしのお気に入り味写は94、97、101ページです。是非手に取って読んでみてください。あ、自分で妄想しながらコメントつけるのもおもしろいかもしれないです。

YeYe

「もし、楳図かずおや伊藤潤二作品の主人公が歌をうたいはじめたら」という異感覚を素でいく、22 歳の女子学生がささやかな日常をほんの少しのストレンジさで多次元に綴った音世界。どこか荒井由美を彷彿とさせる、凛と透き通った歌声と、年齢・国籍不明な独特のセレクト感で作詞・作曲からすべての楽器の演奏までをセルフ・プロデュースで行う。

アルバム:朝を開けだして、夜をとじるまで

公式HP:http://yeye.me/
twitter:@llyeyelll
ザ・インタビューズ:http://theinterviews.jp/yeye


ライブ情報:
2012年4月18日 <SHINJUKU LOFT 13TH ANNIVERSARY>
2012年5月6日 YeYe & awamok ライブ&らくがき会
2012年5月6日 「朝を開けだして、夜をとじるまで」リリース記念ライブ 追加公演 in 福岡 〜BOGEYとYeYeのオシャレ関係〜
2012年4月28日 オガワマユ x YeYe 2マンライブ
2012年4月15日 KOBE STREET BEAT’12 ACOUSTIC FESTIVAL
2012年5月20日 『GOOD TIME MUSIC in 京都』 〜アコースティック×生命力〜
2012年5月19日 いつまでも世界は..

詳しい情報は公式HPをご覧ください。

▼つながる本棚【スペシャル編】(アーカイブ)
 http://booklog.jp/users/tsunagaru-sp
 
tunagaru_copy.png

つながる本棚【ブロガー・IT業界人編】〜第4回・武田隆さんのおすすめ3冊〜

ブクログでは、毎月ゲストにおすすめの3冊を選んでいただく「つながる本棚」という企画を行なっています。
今回は「著名ブロガー・IT業界人編」第4回目。
ソーシャルメディア進化論」の著者である武田隆さん(@TKD_AvecLab)に、
「ソーシャルメディアを一歩深く理解するための3冊」を選んでいただきました!

また、最後に武田さんから著書の「ソーシャルメディア進化論」のプレゼントもありますので、ぜひまだ読まれてない方はご応募ください!
 

1冊目  「オランダモデル―制度疲労なき成熟社会」(日本経済新聞社)

著者:長坂 寿久
武田隆さんのレビュー: 
 著者の長坂寿久氏の豊富なオランダでの経験と熱く明瞭な分析に、オランダの市民社会を短期間で理解することができます。海抜ゼロのオランダが治水の歴史のなかでつくってきた市民社会は、まさにリアルなソーシャルメディアです。そこでは、自由であることと引き受けていくことが同じものとして考えられており、その成熟した市民社会の姿に感銘を受けました。
オランダは「柱状社会=ピラーソサイエティー」というものを形成しています。それぞれの地域でコミュニティが独立しており、それぞれの違いを認めています。素敵だと思うコミュニケーションがたくさんあり、コミュニティの質として大変成熟しています。拙著「ソーシャルメディア進化論」で指摘した、日本社会が抱える問題点のひとつに「繭化」というキーワードがあります。柱には天井を支えるという共通の目的がありますが、繭にはそれがありません。これらについての理解がなければ、私にはソーシャルメディアの未来をイメージすることは難しかったでしょう。


2冊目「公共性(思考のフロンティア)」(岩波書店)

著者:齋藤 純一
武田隆さんのレビュー
 拙著「ソーシャルメディア進化論」で参考にした、ハンナ・アーレントやユルゲン・ハーバーマスを優しく解説してくれたのがこちらの本です。著者の齋藤純一氏は、まるでニーチェに対峙するハイデガーのように、ふたりの巨人に対して挑戦されていらっしゃいます。おかげで、公共圏の理解に向けた私の読書体験は、かつてなくエキサイティングなものとなりました。皆さまにも、ぜひこの体験を味わっていただきたいと思います。


3冊目「思想としてのパソコン」(NTT出版)

著者:齋藤 純一
武田隆さんのレビュー: 
 1960年代〜1970年代のアメリカ西海岸。AI(=アーティフィシャル・インテリジェンス)からIA(=インテリジェンス・アンプリファイアー)へと流れるパソコン開発史を明快に解説してくれる一冊です。著者の西垣通氏が展開する「アポロ計画とサイバースペースを深層で繋いでいるのは、アメリカのフロンティア精神である」という説を、拙著「ソーシャルメディア進化論」でも紹介しようと試みましたが、私の筆力ではそれに至ることはできませんでした。この場を借りて、皆さまにご紹介させていただきます。


武田隆

エイベック研究所 代表取締役。日本大学芸術学部にてメディア美学者 武邑光裕氏に師事。「日本の伝統芸術とマルチメディアの融合」を学ぶ。1996年、学生ベンチャーとして起業。企業のウェブサイト構築のコンサルテーションを足掛かりに事業を拡大し、多数の受賞を得るも、企業と顧客の距離が縮まらないインターネットサービスの限界に悩む。クライアント企業各社との数年に及ぶ共同実験を経て、ソーシャルメディアをマーケティングに活用する「企業コミュニティ」の理論と手法を独自開発。その理論の中核には「心あたたまる関係と経済効果の融合」がある。2000年同研究所を株式会社化。その後、自らの足で2000社の企業を回る。花王、カゴメ、ベネッセなど業界トップの会社から評価を得て、累計300社のマーケティングを支援。ソーシャルメディア構築市場におけるトップシェア※を誇る。2011年7月『ソーシャルメディア進化論』(ダイヤモンド社)発刊。1974年1月生まれ。海浜幕張出身。


武田さんが書かれた『ソーシャルメディア進化論が武田さんのご好意により3名の方にプレゼントいたします!
発送予定は2月中旬を予定しております。


【プレゼント応募概要】
ソーシャルメディア進化論
著者:武田隆

内容:
著者は1996年、インターネットの双方向性をビジネスに活かすべく学生ベンチャーとして、エイベック研究所を起業しました。現在は、花王、カゴメ、ベネッセなどのマーケティングを支援し、業界トップシェア(※矢野経済研究所調べ)の評価を得ています。

その第一人者が、12年の歳月をかけて研究した「インターネットが実現する心あたたまる関係」と「収益化」を両立させる世界初のマーケティング手法がこの一冊に収録されています。

※2010年企業運営型BtoCコミュニティサイト構築におけるパッケージ・ASPメーカー出荷金額ベース(株)矢野経済研究所調べ 2011年8月現在  

・応募内容
『ソーシャルメディア進化論』をブクログ本棚に登録後、レビューを書いてくださる方を3名募集。

・応募期間:1/30(月)〜2/7(火)終日

・応募条件
ブクログに登録されている方で、本書を読んでブクログ本棚に登録してレビューを書いてくださる方。

・応募方法

応募フォームより必要事項をご記入の上送信ください。
終了しました。

・注意事項

※当選は商品の発送を持って変えさせていただきます。
※個人情報の取り扱いに関しましては、弊社「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」をご覧ください。


つながる本棚【ブロガー・IT有名人編】次回の更新は2月下旬の予定をしています。
お楽しみに!!

つながる本棚【ブロガー・IT有名人編】(アーカイブ)
http://booklog.jp/users/tsunagaru-it


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