女性による女性のための本大賞 フラウ文芸大賞・女子マンガ大賞開始記念「大人女子なメガネ女子たちが女子マンガについて語り合う」

  • 2013.08.09 Friday
  • [ 特集 ]
ライフスタイル雑誌FRaUでは、本好きの女性たちが選んだ「日本初の女性による、女性のための本大賞」であるフラウ文芸大賞、女子マンガ大賞が設立されました。

そんな話を聞いた、ブクログではおなじみ?のメガネ女子たちが「女子マンガ大賞」受賞作品である「にこたま」について『語り合いたい!!』そして『女性だけでなく男性にもその作品のおもしろさを伝えたい!!』ということで、集結しました。

そして、メガネ女子たちが、大賞作品を読んでどう思ったのか、そして女子マンガ大賞や他の賞の作品について語り合いました。

フラウ文芸大賞、女子マンガ大賞についてはFRaUのサイトと本誌でも各賞受賞作品などの詳細と選考委員の座談会などが掲載されていますのでぜひご覧ください!

■FRaUが選ぶ 本、マンガ大賞を発表!


■女子マンガ大賞の結果をみて〜私達が好きな漫画ばっかりだ!〜

かずみ「大賞は「にこたま」ってことだけど、『女の生き方賞』は「姉の結婚」だね。」

まなつ「前に読書会したんだよね。でも、あの時は、みんなで1巻を読んだんだけど、あの後、さらにすごいことになってるんだよ・・・。やばいの。

まい「えーー気になる!!」

まなつ「読んだほうがいいよ!」

まい「私は、ノミネート作品にある『ママゴト』って気になってるんだよね。」

まなつ「それ読んだ読んだ。この話もすごいんだよ。そもそも、まず、風俗で働いてた主人公があまりに貧乏で、産まれたばかりの赤ちゃんを不慮の事故で殺しちゃうところから始まって…。」

まい「えーー!おもい!おもい!すでに泣きそうで読めない!!

まなつ「その何年も後、主人公が友達に置いていかれた友達の子供を預かってね・・・(TдT)[以下ネタバレ] でも完結してるから、安心して読めるよ!」

さゆり「3巻で終わってるから一気読みするといいです。」

かずみ「『3月のライオン』も入ってるね。」

まなつ「主人公も好きだし、あの太ってる子(二海堂)もすごく好き。」

まい「必死な時のほっぺがかわいいんだよぉ。」

さゆり「私は島田さんのまじめなところが好きです。」

まなつ「なんか、報われないところがいいんだよね〜」

かずみ「青春プレイバック賞は東村アキコさんの『かくかくしかじか』ですね。」

まい「自分の過去の話から始まってるんですよね。面白いよね。」

さゆり「ノミネート作品の『みかこさん』私好きなんですよね。青春!なかんじで。」

まい「河原和音さんだったら、「先生!」とかも好きだったなー」


■女子漫画大賞「にこたま」(渡辺ペコ)

〜「にこたま」(渡辺ペコ)はわたしたちのリアルな話〜

かずみ「そして大賞は「にこたま」。ついに私達がこれを語れる日が来ましたね!」

まい「長年付き合った恋人が、好きでもない同僚との一回の浮気でこどもができちゃう、ってとこから始まって…。連載が始まった時ブクログ女子スタッフの中で衝撃が走ったよね。」

まなつ「そうそう。毎回、最新刊を読むたびに、精神不安定になるというか。読んだら、あなたも浮気してるくせに!って全然無罪の旦那に当たり散らしてしまうみたいな(笑)。

男性スタッフに貸してあげたら奥さんがハマったみたいで。読んだら奥さんが不機嫌になったみたいで、その同僚に『なんてマンガ紹介してくれたんですか』って言われたよ。」

まい「すごいテーマだけど、渡辺ペコさんの絵が軽いから、そこまで重くならないんだよね。

さゆり「重苦しい話を、あの絵でやわらげてるみたいなかんじですよね。どんどん読んじゃう。」


さゆり「あと、登場人物たちが感情的にならないんですよね。これまでのリアルな女子系のマンガだと、彼氏が浮気なんてしたら、感情的になって暴れたりするのに、あっちゃん(主人公)は暴れたりしないし。真顔できついことをいって追い詰めていく。」

まなつ「たしかに、あっちゃんは、お金もないし仕事も忙しいし、そんなことを考えてる余裕がないところがリアルなんですよね。

かずみ「それぞれ、みんな環境が違うじゃない。みんな読んでて、二人のこととかあっちゃんのことどう感じた?」

まなつ「私は、今は30才で子供がいるんだけど、こうへいみたいに、ただひたすら優しいという男性とつきあったことがないので、実はそこまでピンとこなかったんだけど・・・。」

さゆり「私はまだ二十代半ばなんですが、こうへいみたいな男に身に覚えがありますね...

まなつ「ありそう・・!(笑)優しいが故に、全てを傷つけていくみたいな...

さゆり「そうなんです。こうへいみていると『自分で決めろよ!』とか『また、人のせいにして!』とか。思いますよね。」

まい完全に感情移入してる(笑)

まなつ「あっちゃんに浮気した相手が妊娠したのを告白したシーンの追い込み方がすごかったよね〜。真顔で極限まで追い込む!」

さゆりそれ見て、私もそういう追い込み方しそうって思いました…。」

まなつ「優しく突き落とすみたいな。

かずみ「こうへいってホント、保身に走ってるよね。」

まい「ほんと、『お前はどうしたいんだ』って思う。」

さゆり「そうそう、みんなにいい顔しようとしてるってちょっとね...」


〜ともだちの話を聞いているみたい!〜

まなつ「わたしは、自分ていうよりは、友達の話を聞いてるみたいに見てたかな。一緒に、じゃあどうしようか、って考えたり。」

まい「そうそう。どうしたら、あっちゃんが幸せになるかなって本気で悩んじゃった。」

まなつ「3巻くらいで、もう、私も吹っ切れたというか。彼は、もう捨てた方がいいんじゃないかな〜ってあっちゃんに言いたかった。」

かずみ「ぶっちゃけあの結末はどうでした?」

まい「あっちゃんは友達だと思ってたから、まあ、どんな結果になっても、うん、いいかな!と思ったかな」

まなつ「うんうん。」


〜彼氏の浮気相手も敵なのに憎めない!〜

かずみ「浮気相手で、こどもを一人で産むっていっちゃう高野さんはどう思った?」

まなつ「うーん。私はこどもがいるので、ちょっと目線が違うかもしれないけど。
ちゃんと高野さんって、仲が悪かった自分のお母さんに助けを求めたりして、自分一人で育てられないって認識をちゃんと持っていたので、嫌な気はしなかった。
自分で一人で全部やるって描かれてたら『そんな甘いこといってんじゃねーよ!』って思っちゃったかも。」

まい「そうそう。悔しいけど、高野さんってしっかりして、大人だなって思いました。

かずみ「あっちゃんにとって高野さんは、いやな人なんですけど、憎めないというか。」

さゆり「私は...ひたすら高野さんを好きになれず読んでました。『何してんだこの女』みたいな。」

かずみ「やっぱり完全にあっちゃんになってる(笑)浮気相手だから?」

さゆり「それもあるんですが、うーん。でも、それは高野さんに怒ってるのか、なんでも相手にゆだねちゃうこうへいに苛立ってるのか・・・・」

まなつ「あっちゃん目線!!(笑)
そういえば、さゆりちゃん、あっちゃんの性格ににてるよね。たんたんとしてるところとか。顔も心なしか…。」


〜実は好きな異性には読んで欲しくない作品…〜

まなつ「ブクログのtwitterでも、「にこたま」ってものすごい反応良いんですよね。でも、こんなにすごい作品なのに、世の中でいろんな人にまだ読んでもらえてない気がする。女性の特定の年齢層にばかり読んでもらってたり。」

まい「うちの旦那は、読んでると針のむしろ状態だっていってる。」

さゆり「男の人が自分から読むわけないですよね(笑)

まなつ「でも、いろんな男性に読んで女の子の気持ち知ってもらいたいよね。」

かずみ「うんうん。」

まい「あ、でも...もし私が独身だったら、薦めにくいかもしれない。」

さゆり「はい…。私は好きな人には見せられないですね。あまりにリアルで、自分の手の内が知られそうで、読まれたくないって気持ちが。

かずみ「たしかに!たまに友達と飲みにいくシーンとか、生々しいし。

まなつ「何とも思ってない同僚の男性には読んで欲しいけど、好きな男の子には勧められないね(笑)」

一同「そうそう。」

まなつ「あと、彼氏に会う日には、読まないことをオススメします。

かずみ「男性不信になるよね。」

まなつ「何も悪くないのに「どうせあんたも浮気してんでしょ!」って思っちゃう。」

まい「もしかしたら、この二人のようなことが起るかもって思っちゃうし。」

さゆりありえる話かも感がすごいですよね。」

かずみ「仮に、自分があっちゃんと同じ立場だったらどうする?」

まい「別れる...」

まなつ「でもでも、29才て節目的なところがあって、ここまで積み上げたものを捨てて、新しいことを始めるって心をもっていくのはすごく大変だと思う。30才になったらいけるんですよ逆に。29才で新しいことしようって思うのはきびしいなぁ…。

さゆり「リアル…。私は、相手より大事なものがあったら、続けないかなぁ…って思います。仕事とか。」

まなつ「でも、あっちゃん貧乏だからねー。一人で生きていくには不安が…。」

さゆり「だから、むずかしいですねー」

まなつ「ワーキングプアって自分で言ってるもんね、あっちゃんは。」

まい「あー!やっぱりむずかしい!」

・・・と、話は尽きませんが、これにて座談会終了です!


ぜひ、みなさまも、大賞やノミネート作品が載っているFRaU 9月号をお手にとっていただければと思います。
また、FRaUのウェブサイトでは大賞作品の発表や、本誌掲載の選考委員の対談などが掲載されていますのでぜひチェックしてみてください!

■FRaUが選ぶ 本、マンガ大賞を発表!

■FRaU9月号(ブクログ)

 
コメント
「日本初の女性による、女性のための本大賞」とのことですが、
新潮社がだいぶ前から「女による女のためのR−18文学賞」というのをやってますよ。
宮木あや子とかが受賞してます。
  • *
  • 2013/08/28 8:15 AM
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